出雲 売太郎JCBプレモカードの買取を調べると、ギフト券買取サイトの券種一覧や、金券ショップの案内に名前が出てきます。
一方で、発行元のJCBが定める利用約款には、「バリューは、換金することはできません」という条文があります。
買取に出せるかどうかは、買取店が受け付けるかだけでなく、発行元の約款とどう重なるかまで見ないと判断できません。
この記事では、JCBの公式サイトと約款、お魚通販.com系列の公式表示(10月13日・14日に確認)、古物営業法の条文を使って、次の6点を確かめます。
- JCBプレモカードとJCBギフトカードの違い(検索で混同されやすい2つ)
- 約款の換金禁止と、違反したときに残高が失効する条文
- 「未使用」とは何を指すのか(署名・スクラッチ・利用履歴)
- 系列店のJCBプレモ80.0%(初回も2回目も同じ)と額面別の受取額
- ネット買取と金券ショップで手続きがどう違うか
- 起きやすいこと、売る前にできること、起きてしまったらの3列整理
金券ショップの店別価格や、第三者サイトの相場(「80〜90%」といった幅)は、公式で確かめられないため書きません。
JCBプレモカードは買取に出せるのか。先に約款の結論を確認する

買取サイトの券種表には載っている
お魚通販.com系列の公式レート表では、10月13日・14日の時点で、JCBプレモを扱う店が10店ありました。
率は通常枠で「初回80.0%/2回目80.0%」と表示されています。
つまり、買取サイト側が券種として受け付けていることは、公式の表示から確かめられます。
ただし、受け付けていることと、発行元の約款に沿っていることは別の話です。
発行元の約款は、この点をどう定めているのでしょうか。
発行元の約款は、譲渡と換金を認めていない
JCBプレモカード利用約款(2025年10月1日から適用)の第11条は、見出しが「換金の禁止」で、本文は「バリューは、換金することはできません。」と始まります。
例外として書かれているのは、JCBがサービスを全面的に終了するときに払戻しを受ける場合だけです。
第3条3項には、贈与の場合を除いて「第三者に譲渡(交換・転売を含みます。)」することはできない、という趣旨の定めもあります。
この2つは、買取に出す行為と直接関わる条文です。
この記事が確かめた範囲と、書かないこと
確かめた元は、JCBの商品ページ・よくあるご質問・注意事項・利用約款のPDF、お魚通販.com系列10店の公式レート表と利用規約、古物営業法(e-Govの条文)です。
JCBの公式ページで確かめられなかった項目は、「公式で確認できなかった」と本文に書いています。
たとえば、Amazonなど個別のネットショップで使えるかどうかは、公式の説明では確認できませんでした。
また、買取相場や金券ショップの店別価格は、公式の情報ではないため載せていません。
JCBプレモカードとJCBギフトカードの違い(検索で混同されやすい2つ)
同じJCBの発行でも、別の商品です
検索結果では、「JCBプレモカード」と「JCBギフトカード」の話が混ざって出てきます。
JCBの公式FAQには、JCBプレモは「JCBカードやJCBギフトカードとは使えるお店が異なる」と書かれています。
つまり、JCB自身が2つを別の商品として扱っています。
売る前に、手元にあるのがどちらなのかを確かめておかないと、約款も系列店のレートも当てはまりません。
下の表は、JCBの公式ページに書かれている内容だけで作っています。
| 見る点 | JCBプレモカード | JCBギフトカード |
|---|---|---|
| 形 | プリペイドカード(残高をJCBのサーバーで管理) | 紙の商品券(左側にミシン線) |
| 額面 | 500円・1,000円・3,000円・5,000円・10,000円・20,000円の6種類(公式FAQ) | 1,000円・5,000円の2種類 |
| 有効期限 | 2025年10月1日以降の発行は、発行年から2年後の12月31日 | 公式に「有効期限はありません」と記載 |
| 使える場所 | JCB PREMOマークのある店・ネットショップ。全国70万店以上とJCBが案内 | 全国100万店舗以上。オンラインショッピングでは使えない |
| 現金などへの交換 | 約款第11条で換金は禁止 | 公式に「現金や他の券種との引き換えはできません」と記載 |
| 系列店の公式レート表 | 「JCBプレモ」として10店が掲載 | 10月13日・14日時点の表には名前がない |
券面でのわかりやすい見分け方
JCBプレモカードは、カードの裏面に署名欄があり、認証番号の部分がスクラッチ(削る)印刷で隠されています。
JCBの注意事項ページにも、認証番号は8桁で、発行時にマスキングされていると書かれています。
JCBギフトカードは紙の券で、左側にミシン線があり、公式は「切り取ると無効になる」と案内しています。
2つは見た目がまったく違うので、手元の券を裏返せばほとんど区別できます。
買取サイトの表に載っているのはプレモのほう
系列の公式レート表で、JCBの名前が付いた券種は「JCBプレモ」だけです。
JCBギフトカードという表記は、10月13日・14日に確認した範囲では見当たりませんでした。
手元のJCBプレモカードを、公式の仕様で確かめる
2025年9月30日でチャージ機能が終了した
以前のJCBプレモカードは、チャージして繰り返し使えるカードでした。
JCBの商品性改定のお知らせによると、2025年9月30日でチャージ機能が終了し、既存のカードも対象になりました。
残高を別のカードに移す「残高移行」も、2025年10月1日以降は廃止されています。
今は、入っている残高を使い切ったら終わる「使い切り型」です。
古い解説にはチャージ前提の説明が残っているため、読むときは日付を確かめてください。
額面は6種類で、おつりは出ない
JCBの公式FAQ(No.479)では、種類・額面は500円、1,000円、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円の6種類です。
商品ページには、額面は500円から20,000円まで、販売価格は800円から20,300円までと表示されています。
販売価格のほうが高い表示なので、買うときには額面より多く払う前提になります。
公式FAQ(No.478)には「おつりは出ません」とあり、使った分だけ残高から引かれ、残りは次回以降に使えます。
金額を自由に決める「バリアブル」という区分は、公式FAQでは確認できませんでした。
有効期限は、発行日によって2通りある
有効期限は、約款第8条で発行日によって分かれています。
2025年10月1日より前に発行されたカードは、発行日・最後にチャージした日・最後に使った日・残高移行をした日のうち一番遅い日から5年です。
2025年10月1日以降に発行されたカードは、発行年から2年後の12月31日で、期限はカードの裏面に表示されます。
ここでの「発行日」は、JCBがカードを使える状態にする操作をした日で、手元に届いた日ではありません。
期限が過ぎると、残高は失効し、払戻しも含めて一切使えなくなります。
残高と期限はマイページで確認する(認証番号が必要)
残高・有効期限・利用履歴は、JCBプレモカードのマイページで確認できます。
約款の定義では、マイページへのログインに、16桁のカード番号と、8桁の認証番号が必要です。
一方、約款第2条3項は、初めてネットで使うか、初めてマイページにログインするまで、認証番号のスクラッチを削らないよう定めています。
つまり、残高を確認するために認証番号を出すと、その時点でスクラッチを削った状態になります。
売るか使うか迷っているときに、残高を確かめる行為そのものが、贈与できる状態を終わらせることになります。
使える店と、Amazonなどの扱い
JCBの案内では、JCB PREMOのマークがある全国70万店以上の店舗とネットショップで使えます。
利用可能店の案内ページ(2026年5月時点の抜粋)には、コンビニ、飲食店、百貨店、家電量販店、ドラッグストアなどが載っています。
一方で、載っている店でも店舗によって使えない場合があること、ローソンはPontaポイントかdポイントとの併用払いのみ可能なことなどが注記されています。
Amazonについては、今回開いた公式の商品ページ・FAQ・利用可能店の案内のいずれにも記載がなく、使えるかどうかは公式では確認できませんでした。
ネットで使うときは、JCB PREMOのマークがあるか、公式の店舗一覧にあるかを先に見てください。
購入はJCBの公式サイトだけ。支払いはJCBカードか現金
公式FAQ(No.479)には、JCBプレモカードはJCBの公式ホームページからのみ購入できると書かれています。
電話注文の受付は2026年3月31日で終わり、いまはインターネット注文です。
商品ページの「注文方法・注意事項」では、支払い方法はJCBカードまたは現金(銀行振込)とされています。
注文後のキャンセル・返品・変更はできません。
つまり、JCB公式で買ったカードを自分で持っているのか、誰かからもらったのかは、買取店の規約を読むときにも関わってきます。
約款の条文で見る、譲渡・換金の禁止と残高失効のリスク
第3条:贈与はできる場合があるが、譲渡・転売は認めていない
第3条1項は、受贈者が約款に従うことを条件に、カードを第三者に贈与できると定めています。
ただし、バリューを使った、裏面に署名した、認証番号のスクラッチを削って番号が見える状態にした、のどれかを行うと、贈与できなくなります。
3項は、1項で認める贈与を除いて、カード・バリュー・カード番号等を「第三者に譲渡(交換・転売を含みます。)」することや、第三者から譲り受けることはできないとしています。
買取は、カードの価値を第三者に渡して代金を受け取る取引なので、この条文と重なります。
JCBの注意事項ページにも、署名後は贈与できないこと、スクラッチを削ったカードは番号を贈与できないことが書かれています。
第11条:バリューは換金できない
第11条は「バリューは、換金することはできません。」と定めています。
例外は、第18条に基づいてJCBがサービスを全面的に終了する場合の払戻しだけです。
買取サイトに売って現金を受け取ることは、文言のうえでは、この条文が禁じている「換金」の話と近い位置にあります。
ただし、この記事は、個別の取引がこの条文に当たるかどうかを断定しません。
発行元が換金を認めていないという事実と、約款の違反に対する対応が条文で決まっているという事実を、並べて示します。
第4条:カード番号等を第三者に開示してはいけない
第4条1項は、利用者に、カードとカード番号等(カード番号と認証番号)を善良な管理者の注意義務で管理するよう求めています。
第3条で認める贈与の場合を除いて、第三者にカード番号等を開示してはならない、とも書かれています。
4項は、第3条のただし書や2項に違反して贈与したり、使わせたりして、意思に反する使用をされた場合でも、JCBは責任を負わないとしています。
つまり、番号を第三者に渡したあとで残高が使われてしまっても、約款上はJCBが補償する前提にはなっていません。
第16条:利用資格の取消しと、バリューの失効
第16条1項は、約款に違反した、または違反したおそれがあるときなどに、JCBが事前の通知なしに、利用の一時停止や利用資格の取消しをすることがあると定めています。
4項には、利用資格が取り消されたときは「保有するバリューは失効し、払戻しはいたしません」とあります。
第15条には、カード番号等が不正に入手された、または不正利用されたおそれがあるときなどに、通知なしにサービスの全部または一部を止められるという定めもあります。
どの行為が違反と判断されるかを決めるのはJCBです。
そのため、売る前の時点で「取消しにならない」と言い切れる材料は、公式のどこにもありません。
出雲 売太郎JCBプレモをクレジットカードで買って売ると、カード会社の会員規約の側で問題になる
JCBの公式サイトでは、JCBカードで買うこともできます。
一般社団法人日本クレジット協会は、「換金目的でカードを利用することは、『クレジットカード会員規約』に違反する行為」だと案内しています。
協会のページには、規約違反として「残金の一括請求」「カードの利用停止」「カードの強制退会」等のペナルティが書かれています。
クレジットカードで買ったプレモカードをそのまま売ると、この注意喚起に近い状況になるおそれがあります。
クレジットカードで買えるギフト券の範囲は、次の記事で扱っています。

クレジットカードの利用に関する条件は、カード会社ごとに違います。
「未使用」とは何か。署名・スクラッチ・利用履歴で分かれる
約款が決めている3つの線引き
買取の条件でよく見る「未使用」は、JCBプレモカードの約款では、次の3つの行為がないことと考えると分かりやすくなります。
- バリューを使っていない(約款第3条1項1号)
- 裏面の署名欄に署名していない(同2号)
- 認証番号のスクラッチ印刷を削っていない(同3号)
このうち1つでも行うと、贈与できなくなり、カードとカード番号等は利用者本人に限って使えるものになります(第3条2項)。
買取店が「未使用」と呼ぶ範囲と、JCBが「贈与できる」と定める範囲は、同じ言葉でも一致するとは限りません。
店の条件は、店ごとの規約とサポート窓口で確かめる必要があります。
状態ごとの整理
下の表は、約款と公式の注意事項から読み取れる範囲をまとめたものです。
| カードの状態 | 約款上の扱い | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 未署名・スクラッチ未削り・利用なし | 条件付きで第三者に贈与できる(第3条1項) | 有効期限は贈与後も同じ。贈るときは期限を告げる(第3条4項、第8条1項) |
| 署名した | 贈与できない。本人に限り使用できる(第3条1項・2項) | JCBは「ご署名後は、カードを贈与できません」と案内している |
| スクラッチを削った | 贈与できない。本人に限り使用できる | マイページの確認や、ネットでの利用で必要になる行為 |
| 一部でも使った | 贈与できない。残高は残る | 残高はマイページや売上票で確認できる(第9条) |
買取店の規約でいう「不良」と「使用済み」
お魚通販.com系列の利用規約(第4条)には、買取の成立前か後かを問わず、店が商品の有効性を確かめるために連絡する場合があること、有効性を証明できるデータ原本などを持っておくことが書かれています。
証明できないとき、または買取後にカードの残高が無効・ロック・保留・停止などで使えない状態になったときは、「不良」と判断されると定められています。
第5条2項には、過去に不良の商品(使用済み・無効など)を送ったお客様は、振込までの時間が目安より長くなる場合があるとも書かれています。
JCBの約款でバリューが失効する場合や、利用資格が取り消される場合は、この「使えない状態」に関わってくる可能性があります。
もらったカードの場合
JCBプレモカードは、贈り物としてもらう場面が多いカードです。
約款は、署名前でスクラッチも削っていなければ、受贈者が約款に従うことを条件に、贈与を認めています。
有効期限は、贈与しても変わりません。
もらった日から数えるのではなく、カードの発行日が基準です。
一方、系列店の規約には、各ギフト券の発行会社が定める正規販売店以外で購入したものや、「第三者から譲渡されたギフト券」を申し込む行為が禁止行為として書かれています(第6条12号)。
もらったカードがこの条文にどう当たるかは、規約の文言からは断定できないので、申込み前に店のサポート窓口へ確認してください。
系列店の公式表示:JCBプレモ80.0%と、額面別の受取額
JCBプレモを扱う系列10店
10月13日に確認した公式のレート表で、JCBプレモの行があったのは次の10店です。
率はどの店も通常枠の「初回80.0%/2回目80.0%」でした。
LINE登録枠(Apple・Amazon・Nintendo・Google Playの4枠)には、JCBプレモはありません。
| 店名 | JCBプレモ(通常枠) | 公式トップの振込目安(10月13日) |
|---|---|---|
| 買取スクエア | 初回80.0%/2回目80.0% | 10分 |
| 買取七福神 | 初回80.0%/2回目80.0% | 本文に目安の記載なし |
| 買取ガレージ | 初回80.0%/2回目80.0% | 10分 |
| 買取笑店 | 初回80.0%/2回目80.0% | 10分 |
| 買取おーきに | 初回80.0%/2回目80.0% | 10分 |
| 漢気買取 | 初回80.0%/2回目80.0% | 本文に目安の記載なし |
| 買取らぼらとり | 初回80.0%/2回目80.0% | 10分 |
| 買取きゃべつ | 初回80.0%/2回目80.0% | 本文に目安の記載なし |
| 買取スイート | 初回80.0%/2回目80.0% | 本文に目安の記載なし |
| 買取スカイハイ | 初回80.0%/2回目80.0% | 10分 |
10月14日に確認した買取ボブ・買取将軍などの系列店には、JCBプレモの行がありません。
また、買取ホームラン(Appleのみ)、買取ビッグチャンス(Apple・Amazon・Nintendoの3券種)、サカナ倶楽部も、JCBプレモは表にありませんでした。
10店の運営会社は、お魚通販.com株式会社で、公式の会社概要に東京都公安委員会の古物商許可、第308841707262号と書かれています。
振込目安は、買取スクエアの手順ページに「いま30分です」という表示もあり、トップの10分と食い違っています。
目安として受け取ってください。
系列全体の店と取扱券種は、系列のまとめ記事に載せています。

10店の率は同じ表示なので、受取額の計算も店によって変わりません。
額面別の受取額(80.0%で計算)
下の表は、80.0%を額面にかけた計算上の金額です。
実際の申込みで確定する金額ではありません。
| 額面 | 80.0%での受取額 | 額面との差 |
|---|---|---|
| 500円 | 400円 | 100円 |
| 1,000円 | 800円 | 200円 |
| 3,000円 | 2,400円 | 600円 |
| 5,000円 | 4,000円 | 1,000円 |
| 10,000円 | 8,000円 | 2,000円 |
| 20,000円 | 16,000円 | 4,000円 |
系列店の公式表記では、振込手数料は無料です。
初回と2回目が同じ率なので、初めてでも2回目でも、この表の金額は同じ計算になります。
受取額を見るときの注意
率は日ごとに変わるため、申込み前に各店の公式トップで現在の率を確認してください。
系列の規約(第5条3項)には、申込み内容に相違(申込み回数の違い、額面の違いなど)があると、店が承諾なしに該当する買取率に変更できる、という定めがあります。
額面と受取額の差は、約款の「換金の禁止」とは別に、判断の材料になります。
JCBの商品ページでは販売価格が額面より高く表示されているため、買った金額と比べると、手元に残る差はさらに大きくなります。
系列店の規約で、買取対象外になる・不利になる条件
1回の申込みは、額面の合計3,000円以上
系列の利用規約(第4条13号)には、「1度の申込みが額面で合計3,000円以上であること」と書かれています。
JCBプレモの500円券や1,000円券は、1枚だけでは3,000円に届きません。
複数枚を1回の申込みにまとめて、額面の合計を3,000円以上にする必要があります。
10店の規約には、同じ条文がありました。
この条件を満たさない申込みがどう扱われるかは、規約には書かれていません。
正規販売店での購入と、第三者から譲渡されたカード
第4条1号は、売る商品を「自らの意思で各ギフト券の発行会社が定める正規販売店で適正に購入していること」を求めています。
第6条12号は、正規販売店以外で購入したギフト券と、第三者から譲渡されたギフト券を申し込む行為を、禁止行為に挙げています。
JCBの公式FAQでは、JCBプレモカードは公式ホームページからのみ購入できると案内されています。
つまり、JCB公式で自分が買ったカードなのかどうかが、店の規約の側でも問われうる形です。
有効性の確認と、買取後に使えなくなったとき
第4条3号・4号は、買取の成立前か後かを問わず、店が有効性を確かめるために連絡することがあると定めています。
証明できなければ、そのカードは「不良(使用済み、無効やロックなど有効ではないもの)」と判断されます。
第4条20号は、買取後に残高が無効化・ロック・保留・停止など使えない状態になったときも、不良と判断すると定めています。
第4条7号によると、不良があったときは、お客様が買取代金の全額または差額の返還などに速やかに従うことになります。
他社への重複送付と、コードの開示の禁止
第6条5号は、無効な商品を送ること、同じ商品を前後を問わず他社の買取サイトにも送ること、商品(ギフトコード)を第三者に開示することを禁止しています。
第4条11号は、所有権が店に移ったあと、商品情報を意図的に第三者に流出させることを禁じています。
複数の店のレートを比べるために、同じカードの番号を何社にも入力する、といった使い方は、この規約に反します。
比べるときは、公式トップの率を見るだけにして、申込みは1社にしてください。
売買の成立時期、キャンセル、その他の条件
第4条10号は、店が指定の銀行口座に代金を振り込み終えた時点で売買契約が成立し、商品の所有権が店に移ると定めています。
商品を送ったあとはキャンセルできず(12号)、一度買い取ったものの返還にも応じない(6号)と書かれています。
第5条1項は、代金を、お客様が指定した「ご本人様名義の銀行口座」に振り込むと定めています。
JCBプレモの個別の定めは、規約に見つからなかった
Amazonギフトカード、NANACOギフト、QUOカードPay、WebMoneyについては、系列の規約(第4条15〜18号)に「対象外にあたる種類」が明記されています。
今回確認した10店の規約に、JCBプレモに特化した条件の定めは見つかりませんでした。
そのため、JCBプレモが何をもって対象外になるかは、店ごとの規約とサポート窓口で確かめるしかありません。
第4条の「正規販売店」「有効性の証明」、第6条の「第三者から譲渡」「重複送付」は、券種を問わない条文なので、JCBプレモにも当てはまります。
ネット買取と金券ショップで、手続きはどう違うか
ネット買取:申込みから振込まで
系列店の公式の説明では、買取の流れは3つのステップです。
最新のレートと入金の目安を確認し、スマホから券種・額面・振込先口座を入力して申込み、振込完了の通知メールが届いたら口座を確かめる、という流れです。
初回のみ身分証明書の提出が求められ、これは古物営業法に基づく本人確認の手続きです。
店の画面で、JCBプレモの申込みに何を入力・送付するのかは、公式の表では確認できませんでした。
ここは店ごとに申込み画面で確かめる部分で、記事では推測で書きません。
金券ショップ:古物営業法に沿った確認
金券ショップは、古物営業法の「古物商」の許可を受けて、中古品や金券の買取を行っています。
同法第15条は、古物商が古物を買い受けるとき、相手の住所・氏名・職業・年齢を確認するなどの措置をとることを定めています。
同じ条の第2項に、取引の対価の総額が国家公安委員会規則で定める金額未満の場合などは、この措置が不要になる例外もあります。
第16条は、買い受けたときの帳簿などへの記載を求めています。
金券ショップで求められる確認は、この条文に基づくものです。
2つの手続きの違いを、事実だけで比べる
| 観点 | ネット買取(系列10店の公式表示) | 金券ショップ |
|---|---|---|
| 本人確認の根拠 | 古物営業法(初回のみ身分証の提出) | 古物営業法第15条 |
| 売買が成立する時点 | 店が指定口座へ振込を終えた時点(規約第4条10号) | 店ごとに異なる。公式で確認できず |
| 送ったあとの取り消し | キャンセル不可、返還にも応じない(規約第4条12号・6号) | 店ごとに異なる。公式で確認できず |
| JCBの約款との関係 | 第3条・第11条が関わる | 同じく第3条・第11条が関わる |
この記事では、店名や価格は書かず、法律で決まっている点だけを載せています。
個人間売買(アマギフト)の場合
同じ系列の「アマギフト」は、買取店ではなく、利用者どうしのギフト券売買をつなぐ仕組みで、取扱券種にJCB PREMOが入っています。
公式の表示では、出品手数料は2%、出金手数料は一律300円で、利用には本人確認書類が必要です。
個人間売買は、約款第3条3項の「第三者への譲渡」にいっそう直接関わる取引です。
店舗型の買取と同じ前提で考えず、約款の条文を読んだうえで判断してください。

アマギフトの出品価格は、公式の表示で60.0%から99.9%の範囲とされています。
起きやすいこと/売る前にできること/起きてしまったら
約款・買取・詐欺の3つの面から
| 起きやすいこと | 売る前にできること | 起きてしまったら |
|---|---|---|
| 約款の違反とされ、利用資格の取消し・残高の失効になる(第16条) | 約款第3条・第11条を読む。迷うときは約款に書かれたJCBの窓口(0570-06-4743、9時〜17時、土日祝休)に聞く | 取消しの理由や取り戻せるかは、JCBへ問い合わせる。約款上は払戻しなし |
| 署名・スクラッチ後で、贈与できない状態のカードになる | 署名とスクラッチの前の状態か、券面で確認する。マイページの確認には認証番号が要ることを知っておく | 削ってしまったカードは本人に限り使用できる(第3条2項)。使い切る方法を検討する |
| 買取後に残高が使えなくなり、「不良」として代金の返還を求められる(店の規約第4条) | 有効期限(裏面かマイページ)と残高を先に確かめる。同じカードを複数社に送らない | 店のサポート窓口に連絡し、規約の返還条項の内容を確認する |
| クレジットカードで買った分を売り、カード会員規約の違反になるおそれ | カード会社の会員規約を確認する。日本クレジット協会の注意喚起を読む | カード会社の窓口に早めに相談する。消費者ホットライン188も使える |
| 「手数料が必要」「他の金券も買って」と求められる詐欺 | JCBの公式注意書き(サイト利用料や手数料、他の金券の購入を促す手口)を確認する | 警察や消費者ホットライン188へ連絡する。警察相談専用電話は#9110 |
相談先
消費者ホットライン188は、全国の消費生活センターにつながる、国の案内窓口です。
警察への相談は、警察相談専用電話の#9110が使えます。
JCBプレモのカードそのものについては、JCBの約款に、前払式支払手段の発行者としてJCBの問い合わせ窓口(0570-06-4743、9:00〜17:00、土日祝・年末年始休)が書かれています。
売らずに使い切る方法(JCB公式の案内)
他の支払い方法と併用して使い切る
JCBの公式FAQ(No.13947)には、購入したい商品が残高より高いときは、他の支払い方法と併用して使い切れると書かれています。
複数枚の残高は、1枚にまとめられません。
おつりは出ないため、残高が少なくなったカードは、併用払いに対応した店で使い切ることになります。
ポイント併用・現金併用ができる店
ポイント併用は、Pontaポイントまたはdポイントを先に使い、不足分をJCBプレモカードで払う方法で、事前の会員登録が必要です。
現金併用は、ウエルシアグループやすかいらーくグループなどの一部店舗で、有人レジに限って使えます。
残高は店頭では確認できないため、事前にマイページで調べておくよう案内されています。
公式で確認できなかったこと
今回の記事に書かなかったこと
Amazonなど個別のネットショップで、JCBプレモが使えるかどうかは、公式ページで確認できませんでした。
額面の「バリアブル」という区分は、公式FAQの6種類の額面の中には見当たりませんでした。
系列店で、JCBプレモの申込みに何を入力・送付するのかは、10月13日・14日に取得した公式の表からは分かりませんでした。
金券ショップの店別価格や、第三者サイトで見かける相場の幅は、公式の情報ではないため書いていません。
JCBが過去に、買取で売られたカードの利用資格を取り消した事例があるかどうかは、公式では確認できませんでした。
買取スイート
買取スカイハイ
買取きゃべつ
買取ガレージ
買取スクエア
買取笑店
買取おーきに
漢気買取
サカナ倶楽部
買取ボブ
買取将軍
買取デラックス
買取タイガー
買取マンボウ
買取戦隊高額レンジャー
買取カッパくん
買取ダッシュ
買取ダン
買取高額箱
買取マッハ
買取ホームラン
買取ラッキーセブン
買取ビッグチャンス
まとめ
迷ったら、先に約款と窓口
JCBプレモカードの買取は、系列10店の公式表では「初回・2回目とも80.0%」で受け付けられています。
一方、JCBの約款は、第11条で換金を禁止し、第3条3項で第三者への譲渡や転売を認めていません。
違反したときは、第16条で利用資格が取り消され、バリューは失効して払戻しはない、と定められています。
売るかどうかは、約款の条文、店の規約、受け取れる金額の3つを並べて決めてください。
迷ったら、JCBの窓口と、売る店のサポート窓口に先に確かめるのが、損を避ける近道です。
よくある質問
- お魚通販.com系列の公式レート表(2026年10月13日・14日確認)では、10店がJCBプレモを通常枠の初回80.0%・2回目80.0%で扱っています。一方、JCBの利用約款第11条は「バリューは、換金することはできません」と定めています。買取サイトが受け付けていることと、発行元の約款に沿うかどうかは別なので、売る前にJCBの窓口と店の規約を確かめてください。
- 別の商品です。JCBプレモはチャージ機能が終了した使い切り型のプリペイドカードで、額面は500円から20,000円までの6種類です。JCBギフトカードは1,000円・5,000円の紙の商品券で、有効期限はなく、オンラインでは使えません。JCBの公式FAQも、使えるお店が異なると案内しています。系列店のレート表に載っているのは「JCBプレモ」です。
- JCBの約款第3条1項では、バリューを使っていない、裏面に署名していない、認証番号のスクラッチを削っていない、のどれかに当てはまると第三者に贈与できなくなります。買取店が使う「未使用」の範囲は店の規約で確認が必要です。なお、残高や期限をマイページで確認するには認証番号が必要で、スクラッチを削った状態になります。
- 計算上は、500円券で400円、1,000円券で800円、3,000円券で2,400円、5,000円券で4,000円、10,000円券で8,000円、20,000円券で16,000円です。率は日ごとに変わるため、申込み前に公式トップで確認してください。系列の規約では、1回の申込みは額面の合計3,000円以上とされています。
- 約款第16条は、違反または違反したおそれがあるとき、JCBが事前の通知なしに利用の一時停止や利用資格の取消しを行うことがあり、取消し後は保有するバリューが失効し払戻しはないと定めています。どの行為が違反に当たるかはJCBが判断するため、迷うときは約款に書かれた窓口(0570-06-4743)に確認してください。トラブルは消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110にも相談できます。
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